29 クジャクシダ(孔雀羊歯)
学名 Adiantum pedatum
別名 クジャクソウ
樹高 30〜50p
名の由来 クジャクが羽を広げたような形なのでクジャクシダです。
葉の特性 葉柄は黒褐色で光沢がある。この仲間のシダは美しいものが多く、
花屋でアジアンタムの名で売られているものも同属です。
葉柄は光沢ある黒褐色、小羽片は緑色で、このコントラストもなかなか美しい。
分布 日本にも自生するシダです。在来種  北海道、本州、四国、九州(福岡県)
 日当たりのよい斜面に好んで生育し、葉は冬枯れます。草丈30〜50cm位になります。
 春の葉の芽立ちは赤味を帯びて実に美しいものです。
 花屋さんでも時々観賞用として売っています。
 豊能町では川尻、吉川、木代などにあります。
「孔雀羊歯」と書き、羽片が扇状にひろがる様子が孔雀が尾羽をひろげたのにたとえたものです。(上田)
写真提供:Botanical Garden