41 イタチササゲ(鼬ささげ)
学名 Lathyrus davidii
樹高 0.6-1.5メートル
花期 7〜8月
名の由来 和名は花色がイタチの毛色に似ていることに由来するといわれます。多年草。
葉の特性 葉は互生し,2 〜 4 対の小葉を持つ偶数羽状複葉で,葉軸の先は巻き髭になります。
花の特性 花は最初は黄色で,だんだんと褐色に変化していきます。
実の特性 マメ科でありササゲに似た実を着けることから、この名が付いたようです。
 1984.9.22.この冊子の原稿を書いているとき、台所の方で物音がするので近よってみました。大きなイタチでした。数分間イタチとおっかけっこをしたがどうにもなりませんでした。この時偶然にもイタチササゲのイタチが合致しました。
イタチの言葉がでてきたので、ついでではありますのでイタチのつく植物をしらべてみました。イタチガヤ、イタチシダ、まるまるイタチそのものをつけているものにイタチノシッポというコケ類がありました。動物の名前のついた植物をしらべてみるのも又おもしろいです。
茎は高さ80〜150cm、花期は7〜8月。エンドウに似ています。大阪では南にはなく北のみにあります。本町では余野を境にし、野間口、寺田、牧にあり、川尻付近にはありません。稀な植物。(上田)
写真提供:Botanical Garden