03 さぎごけ(鷺苔)
科名 ごまのはぐさ科
学名 Mazus miquelii form. albiflorus
別名 サギシバ
高さ 5〜10cm
花期 4〜5月
白花、花径1cm程度
多年草
育成地 日の当たる湿気の多い畠や田の畦などに多い
名の由来  こけという名前がついていますが、こけの仲間ではありません。白い花の姿から鳥の鷺(サギ)を連想し、また、地面をはうようにして、延びる姿をコケに見立ててサギゴケの名前がつきました
サギゴケは紫色の写真の乗りもよく、きれいに撮れる花です。
U字溝の脇に咲いていた小さな群落を、見たままに撮ってみました。

もともと紫色のこの花を、ムラサキサギゴケと呼ぶのは好きではありません。サギゴケと呼ぶ方が端的で響きも美しいです。
春になると、田んぼのあぜ道は、この小さなサギの群れで溢れています。(内田)

撮影: 田んぼの四季−春たけなわ   大阪府豊能町にて 97.05.17