05  ほたるぶくろ(蛍袋)
科名 ききよう科
学名 Campanula puncutata
高さ 40-80cm
花期 6月〜7月
色は白や薄紫など。 花の内側に紫色の斑点があります
育成地 多年草で、山野に自生。
名の由来 花の袋状の部分に子どもたちが蛍を入れ、光らせて遊んだとか花の形を提灯にたとえました。
初夏になると、田んぼの土手や山の斜面に、ちょうちんのようなホタルブクロの花が咲き始めます。
ホタルブクロの花の色は、写真のように真っ白のものと、薄いピンク色のものとがあります。このように全く同一種で、二種類の色の花を咲かせる仲間(ゲンノショウコ、ニワゼキショウなど)が時々あります。これらの花は、地域で色が決まっていたりしますが、別にどちらが優勢というわけでもないようです。
色に変化があるのは撮る楽しみが増えるわけで、大いにありがたいです。

この写真は、雨の降る日に撮影しました。

雨が多いこの季節ですが、一般的に言って、風がなく小雨が降るくらいの明るい曇り空、というのが花の撮影には最高の条件です。雨の中の撮影は大変ですが、それなりの見返りは期待できます。(内田)

撮影: 田んぼの四季−梅雨、そして夏
          豊能町にて 97.06.28