7 やまあじさい(山紫陽花
科名 あじさい科
学名 Hydrangea
別名 紫陽花、ハイドランジア
高さ cm〜1.5m
花期 4月〜6月
青、赤、白
多くは、赤か青の色をつけます。土壌により色が変わったりします。いろいろな色がありますが、中には緑色の花をつけるものがあります。
 あじさいは、花に見える部分は実は「がく」で、本当の花は、その真ん中にある小さい球みたいなやつで、両性花と呼びます。
ルーツ 日本原産で、1789年、博物学者バンクス卿により西洋に渡り、花を全周囲に咲かせることに感動を呼びました。あじさいは、「東洋のバラ」と呼ばれ、品種改良が進み、「西洋あじさい」として逆輸入されるに至りました。
花言葉 移り気・無情・貴方は冷たい人
名の由来  小さいものが集まることを意味する「あづ」と青という意味の「さあい(真藍)」を語源とすると言われています。
休耕田となって、すっかり薮になっている田の石垣に、ひときわ濃い色のヤマアジサイが咲いていました。
あまりに鮮やかな青紫色なので、ひょっとして、昔、田の持ち主が植えたんじゃないのか?とも思いましたが、ヤマアジサイは色の変化が多いし、咲いている様子を見る限り野生のものと思います。
ヤマアジサイ、コアジサイ、タマアジサイ、クサアジサイなど、初夏から夏にかけて野に咲くアジサイの種類は多いですが、どれも特徴がはっきりしていますので、見分けるのはそう難しくありません。
庭に植えるアジサイの花は大きくて美しいですが、野に咲くこれらのアジサイも風情があっていいものです。(内田)
撮影:  田んぼの四季−梅雨、そして夏
     
       豊能町にて 97.06.28