13 あきののげし(秋の野芥子)
科名 きく科
学名 Lactuca indica
別名 ウサギグサ、チチクサ、ケシ
高さ 1〜2m
花期 8〜11月
茎の上部に直径約2cmほどの黄白色の花を咲かせます。茎を切ると白い乳液が出てきます。昼間開き、夕にしぼみます。
食用になります
年草 1〜2年草
名の由来 ノゲシ(ハルノノゲシ)に似ていて、秋に花が咲くのでアキノノゲシと言います。
ルーツ 日本でも各地で見られます。また人の住むところにしか生えていないことから、古く大陸から帰化したものと考えられています。
キク科で、○○ノゲシという名の花は何種類かありますが、このアキノノゲシは、まさに、秋の野を飾るノゲシと言えます。
1mを超える背丈になる大きな草ですが、一つ一つの花(頭花)は小さく2cmほどで、優しい感じのクリーム色をしています。
写真は、そんな、花の部分だけをアップ気味に捉えました。既に、実になって、白っぽい毛の塊のようになっているところもあります。
こうしたアップ気味もいいが、秋の田園を背景に、すっくと延びたアキノノゲシの全景を捉えた写真も面白いと思います。でも、そんな、絵になるように延びていてくれる個体には、まだ会えないでいます。(内田)
撮影者: 田んぼの四季−夏から秋 豊能町にて 97.09.15