17  おおあれちのぎく
(大荒地野菊
科名 きく科
学名 Erigeron sumatrensis
別名 オオムカシヨモギ
高さ 1-2m
花期 8〜11月
茎・枝 茎の上部に枝がたくさん出て、穂が全体に円すい状になります。
一年草
ルーツ 南アメリカ 生うまれの 野草で、 日本には 大正年間に 来きました。
名の由来 荒れ地に生える菊という意味で『荒れ地の菊(アレチノギク)』と呼ばれています。
名前は大形のアレチノギクの意味です。
育成地 荒れ地、空き地に、ヒメムカシヨモギとともに、もっともよく見られる雑草です。
冬の日、何か被写体はないかと歩いていると、ふと、この何気ない風景が目に止まりました。
収穫の終わった田んぼの風景をバックに、枯れずに残っているオオアレチノギク。
手前の田んぼは湿田だろうか、水がひたって光っています。奥の棚田は日が当たり始めたところで、日陰と日なたのコントラストがくっきりです。
どことはなく心惹かれて、カメラを向けシャッターを切りました。(内田)
撮影:田んぼの四季−やがて、冬
          豊能町にて 98.01.17