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ヒガンバナ科 32 ヒガンバナ (彼岸花)

 

33 キツネノカミソリ (狐の剃刀)

秋の彼岸頃に咲くのでヒガンバナといいます。
吉川神社あたりの土手は一面真赤になります。マンジュシャゲともいいますが、葉が春に枯れ秋にまた出てくる前にまず花が咲くので「まず咲き」といいましたが、彼岸頃に咲くところから仏教語のマンジュシャゲ(赤い花の意)を当てたものといわれます。
 土手や墓地によく生えていますが、昔仏僧が中国から持ち帰り、飢きんの時の備荒食物として植えたものと考えられています。

 

枯れ花咲くのはヒガンバナより少し早く、夏に茎が出て黄赤色の花が咲きます。初谷川や妙見川沿いに群生があり、能勢地方の特徴ある植物のひとつであります。
 キツネノカミソリとは葉の様子をいったものです。

 

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