ナデシコ科 116  オグラセンノウ (小倉仙翁) 117  サクラマンテマ (桜マンテマ)
 サクラマンテマはヨーロッパの原産ですが、各地の庭園に植えられているといいます。
どうゆう経路か私の庭に芽生えた雑草状の植物を育てていたところ、5月に淡紅色のそれぞれが切れ込んだ5弁の美しい花が咲き、サクラマンテマと同定しました。
花の形や色が桜に似たマンテマで、マンテマは海外から渡って来たときの名とされます。
 オグラセンノウは中国地方や九州に稀に産するといわれ、学名も Lychnis Kiusiana (九州の)といいますが、能勢地方に自生が見られることは注目に値します。
嵯峨の仙翁寺にあった花をセンノウといい、この仲間をなんとかセンノウといいますが、本種は九州の小倉の名を冠しています。
7〜8月頃ナデシコに似た赤い花が咲き、誠に美しいです。絶滅しないよう祈りたいです。