ヤマゴボウ科 132  マルミノヤマゴボウ (丸実の山牛蒡) ヒユ科 133  イノコズチ (猪の子槌)
 マルミノヤマゴボウは荒地などに生える大型の草で、夏から秋に直立した花序に淡紅色花をつけ、果実は黒熟します。
余り多くは見られず、むしろ帰化植物のアメリカヤマゴボウが至るところに目立ちます。
花序が垂れ下がり果実が赤紫色になるので区別は容易です。
 イノコズチはヒユ科では最も一般的な草で、胞果が衣服に付着するので嫌われ者です。
節が太いので猪の膝頭に見たてました。
薬草として関節炎に効くとされるが、その様子からだけででなく、薬効が確認されています。