16  高代寺山・山下道 ショウジョウトンボ ♀ 2001.7.2
名は、成熟した雄の朱紅色の体色を猩々
(しょうじょう)色に見立てたことによります。
体長48mm(腹長27〜33mm、
後翅長32〜37mm)ほどで、
成虫はふつう4〜10月頃に見られます。

雌雄ほぼ同じ大きさです。
未成熟個体は翅全体が淡い橙黄色で、体全体も橙黄色をしていてアカトンボ類やウスバキトンボに似ています。
成熟するとオスの翅は基部のみ赤化して、あとは透明になります。
また体色も全体が鮮やかな赤色になります。

幼虫は、体長18〜21mmほどの淡褐色から濃褐色のヤゴです。