41  高代寺山・六地蔵 テングチョウ ♀ 2000.10.19
[分 布]  北海道,本州,四国,九州,南西諸島

[大きさ]  23〜26o

[時 期]  ほぼ周年(年1〜2回)

[食餌植物]  エノキ,エゾエノキ

[越冬形態]  成虫

てんぐのように顔の先が尖っている茶色っぽいチョウです。
羽根の表面にはオレンジ色の紋があります。
鼻のように見えるのは、下唇ひげ(パルピ)というものです。

低山地の雑木林に多く、時に集団発生します。
よく飛び回りますが、すぐに地面にとまります。
花で吸蜜することも多いです。

成虫のまま越冬し、早春から飛びはじめます。
幼虫の食草はエノキなどです。